誰も嘘つきじゃない。

こんにちは。

今日は、時間など感覚の違いについて書きますね。

 

ブラジル人との会話を通して、

「これ日本で習ったポルトガル語と意味違うな。」

と思うことが度々ありました。

 

例えば、

“Tô saindo(今出るところ)”

友達と出掛ける約束をしていて、このメッセージを受け取ったとします。

日本だと、もう家の鍵を取って靴を履いて、まさに出ようとしているところを想像してしまうかもしれませんが、ここは違うことが多いです。

ほとんど、”今から準備する”の意味に近いと考えた方が良いかもしれません。

その人が家を出て待ち合わせ場所に着くまでの時間+15~30分程度を想定して良いです。

特にここには、出掛ける前にシャワーを浴びる人が多いので、時間がかかります。

 

他にも、

”daqui, 10 minutinhos(ここから10分くらい)”

友達とどこかへ一緒に向かっていたとします。

”どのくらいかかるの?”という質問に対し、この返答が来たら、20分かかると想定してもらっても良いかもしれません。

”1時間”と言われたら、1時間半~2時間くらいかかると思って貰って大丈夫です。

 

時間の感覚以外にも、「嘘だろ」と思ったことがたくさんあります。

”Que legal!(すごいね!いいね!)”

日本では上記訳で習ったのですが、ここでは何にでもこの表現を使います。

日本でいう”へー、そうなんだ”的な感覚です。

”Lindo!(綺麗!)”

これもこの訳で習いましたが、仲の良い友達に対しこの表現を結構使います。

例えそこまで見た目が整っていないにしても使います。

愛情表現の1つとして私は捉えています。

”Bem gostoso!(めっちゃ美味しいよ!)”

何か食べ物をおすすめされたとき、こう言われた時は注意です。期待しない方が良いです。

日本で言うところの”まぁ、美味しいんじゃない?”くらいの意味に捉えてもらっても良いかもしれません。

ここには物事をプラスに捉え、批判しないことが多くあるように感じます。

私の感覚からすると、強調・盛ることもよくあります。

 

留学生活が始まってすぐの頃は、辞書通りの意味でこれらの表現を理解していたので、「嘘つきが!」と思うことが結構あったのですが、

誰も私を騙そうとして言っていたのではありませんでした。

海外旅行や海外での生活で失敗をしてしまう理由の一つに今日書いたことが理由の1つとして挙げられると思います。

外国語を無理やり辞書通りに訳し、自分の文化に当てはめようとするとそこに馴染めないまま、違和感を感じたままになってしまいます。

 

この留学中、自分の考えを信じ、ブラジルに溶け込もうとしていない人を多く見てきました。

”自分の文化を保つ”ということも大切なことですよね。

各国からのブラジルへの移民もそれをして来たから、今でも様々な文化が混在する国になっています。

ただ、ストレスフリーな生活を送るためには自分の持っていたものを一旦”隠す”というのも大事な気がしました。完全に捨てることは出来ないと思うので。

 

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(ブラジルで有名な鳥、Tuccano/トゥッカーノ。)

 

おしまい。